悩んでいる飼い主「チュールしか食べてくれないけど、このままで大丈夫かな…」
「カリカリを食べてくれなくて困ってる！」
愛猫の食事に不安を感じている飼い主さんは少なくありません。
猫がチュールしか食べなくなるのには、年齢や体調、噛む力の低下など理由があります。
「チュールが好き＝わがまま」というわけではありません。
ハピにゃ博士大切なのは無理に変えるのではなく、体への負担を減らす選択を知ることにゃ！
MAIKAこの記事では、飼い主さんが納得して判断できるヒントをお伝えします。
愛猫がチュールしか食べないのは大丈夫じゃないケースもある
チュールは嗜好性が高く、食欲が落ちたときの強い味方です。
ハピにゃ博士ただし、チュールだけの食生活が続くと、栄養バランスが偏りやすい点には注意が必要だにゃ！
チュールはおやつとして作られているため、主食に比べて
・たんぱく質
・ビタミン
・ミネラル
などが不足しやすく、チュールだけの食生活を続けると体調を崩しやすくなる可能性が高まります。
MAIKA実際、我が家のシニア猫「たま」も、チュールが大好きな超がつくほどの偏食家…
一時期はカリカリをほとんど食べず「このままで大丈夫かな…」と不安になりました。
ですが、フードの原材料や粒の形状を見直したところ、少しずつカリカリも食べてくれるように。
MAIKA無理にやめさせるのではなく「体に負担の少ないごはん」を選ぶのが大切だと実感しました。
チュールは塩分がやや高めな商品も多いため、腎臓病・肝臓病の猫やシニア猫に長期間与える場合は、特に注意が必要。
ハピにゃ博士チュールは「つなぎ」として上手に活用しながら、愛猫の体調や年齢に合った食事を考えるにゃ！
愛猫がチュールしか食べない4つの理由
愛猫がチュールしか食べなくなる理由は、大きく分けて次の4つが考えられます。
「うちの子も当てはまるかも…」と感じたなら、順番にチェックしてみてください。
チュールの味や香りが好きだから
チュールには、猫が本能的に惹かれる魚介類や肉類の香りが強く感じられるよう工夫されています。
ハピにゃ博士猫は人間よりもはるかに嗅覚が鋭いにゃ！
魅力的な香りに一度ハマってしまうと、他のフードに興味を示さなくなることも少なくありません。
香りが強いほど「より美味しい」と感じてしまうため、本来は普通のカリカリでも十分なはずなのに、チュールしか食べなくなるという状態に陥ってしまうのです。
チュールの食感が好きだから
チュールは柔らかく、とろみのあるペースト状のため、舌触りが良く飲み込みやすいのが特徴です。
特に
・シニア猫
・歯が弱い猫
・噛む力が落ちてきた猫
にとっては、噛まずに食べられるチュールはとても楽な存在。
その結果「食べやすい＝チュールがいい」と学習し、他のフードを避けてしまいます。
頑固な偏食でカリカリが好みに合わないから
猫の食の好みは、子猫時代の食経験によって大きく左右されると言われています。
ハピにゃ博士特定の味や食材に慣れてしまうと、それ以外を受け付けなくなる「頑固な偏食」になるにゃ！
とくに「仲良くなりたくてチュールを頻繁にあげていた」「食べないと心配でチュールに頼ってしまった」
ケースでは、ドライフードを嫌がる原因になります。
MAIKAちなみに我が家の猫たちは完全なフィッシュ派。
チキン味や普段と違うフードは、匂いを嗅いだだけでプイッとされることも多いです…。
体調不良で食欲がないから
チュールしか食べない原因として、最も注意したいのが体調不良です。
・消化器系のトラブル
・歯周病・口内炎などの口腔内の痛み
・病気やストレスによる食欲低下
などがあると、硬いフードを嫌がり「痛くない・飲み込みやすいチュールだけを選ぶ」状態につながります。
MAIKA人間でいうと、風邪をひいて食欲がなく、喉ごしの良いものしか受け付けない感覚に近いですね。
元気がない・食欲低下が続く・様子がいつもと違うと感じた場合は、無理に様子を見ず、早めに動物病院を受診しましょう！
愛猫がチュールしか食べない場合の対処法4つ
愛猫がチュールしか食べない場合は、次の4つの対処法を試してみましょう。
ハピにゃ博士「焦らない」が大切だにゃ！
必ず愛猫のペースを尊重し、無理に食べさせないようにしてください。
MAIKAひとつずつ、できる部分から取り入れていくのがおすすめです。
遊びで食欲を増進させる
まず試したいのが「遊び」を使ったアプローチです。
猫はもともと狩猟本能を持つ動物なので、体を動かして本能を刺激すると、自然と食欲が湧きやすくなります。
特におすすめなのは
- 猫じゃらし
- ボール遊び
- トンネル遊び
など、追いかける・飛びつく動きがある遊び。
ハピにゃ博士食事の30分前後に遊ぶと、「狩り→食事」という本来の流れに近づき、食べるスイッチが入りやすくなるにゃ！
一緒に遊ぶ時間が増えると、愛猫との信頼関係が深まるのも嬉しいポイントですね。
ただし、興味を示さない場合は無理をせず、別の遊びを試してみましょう。
我が家の猫達に大ヒットの猫じゃらし！
ポチップ
ゆっくりと食事を切り替える
チュールから他のフードへ切り替える際は、時間をかけて少しずつが基本です。
ハピにゃ博士急にフードを変えると、警戒してまったく口にしないケースもあるにゃ！
- 1週間ほどかけて
- チュールの量を10％ずつ減らす
- 少量のフードを混ぜて慣らす
といった方法がおすすめ。
また「静かな場所」「他の猫に邪魔されない」など、落ち着いて食べられる環境を整えてあげると、カリカリを受け入れてくれる可能性も高まります。
獣医師に相談する
遊びや環境を工夫してもチュールしか食べない場合は、一度獣医師に相談してみましょう。
ハピにゃ博士食欲不振の裏に、病気や体調不良が隠れているケースも少なくないにゃ！
獣医師に相談すれば、
・問診
・診察
・必要に応じた検査
を通して原因を特定し、愛猫に合った対処法を提案してもらえます。
「ただの偏食だと思っていたら、実は不調のサインだった」という可能性もあるため、早めの相談が安心につながります。
偏食にアプローチできるキャットフードを選ぶ
どうしてもフードを食べてくれない場合は、偏食に配慮されたキャットフードを取り入れるのも一つの方法です。
偏食気味の猫向けフードは
- 香りが立ちやすい
- 素材本来の旨みを活かしている
- 丸のみしやすく消化に配慮されている
といった特徴があり、チュール好きな猫でも興味を示してくれます。
チュールしか食べない猫に向けた選択肢として、モグニャンも検討する価値があります。
- 白身魚が主原料で香りが立ちやすい
- 穀物不使用で消化にやさしい
- 小粒で丸のみしやすい
といった特徴があり「噛まずに食べたい」「香り重視」な猫との相性が良いフードです。
チュールを完全にやめるのではなく「チュールに頼りすぎない食生活」へ少しずつ近づけるための第一歩として、食べやすいフードを少量から試してみるのもおすすめですよ。
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モグニャンの口コミ・評判を詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
猫のチュールに関するよくある質問
猫のチュールに関するよくある質問に答えます。
チュールは総合栄養食？
チュールには、総合栄養食とおやつの役割をはたす2種類があります。
猫人気のいなばのチャオチュールは「総合栄養食」に該当しますが、チュールだけしか食べない場合、栄養に偏りがでる可能性があるため注意しましょう。
また、チュールは歯に付着しやすく、口内の病気に繋がる可能性もあるため、小まめに歯磨きしてあげましょう。
高齢猫がチュールしか食べないけど大丈夫？
高齢猫は歯が弱ったり嗅覚が鈍くなったりするため、カリカリを嫌がるケースが増えてきます。
チュールは油分が多いものもあり、消化に負担がかかることも考えられるため、できるだけカリカリやフレッシュフードを食べさせてあげましょう。
看取りの時期が近付いてきた場合は、可能な限り好きな物を食べさせてあげましょう。
子猫がチュールしか食べない場合はどうすればいい？
子猫の頃にチュールばかり与えてしまうと、成猫になってカリカリを食べなくなってしまいます。
子猫は成長期でもあるため、バラスの良い食事が必要不可欠です。
愛猫の成長・健康のためにもわがままを許さずに少しカリカリをふやかして食べさせてみましょう。
愛猫がチュールしか食べない場合は香りのいいキャットフードがおすすめ！
愛猫がチュールしか食べないと心配になりますが、理由は好みや年齢・体調などさまざまです。
無理にやめさせるのではなく、遊びや環境づくり、フードの見直しで少しずつ食事の幅を広げていきましょう。
ハピにゃ博士香りや消化に配慮したフードを取り入れるのも一つの方法だにゃ！
愛猫のペースを大切に、できることから始めてみてください。