「共働きでも猫を飼える?」
「ケージ飼いはダメ?」
ケージは猫にとって安全で快適な空間であり、共働き家庭でも安心してお留守番させることができます。
しかし、ケージ飼いと聞くと「猫が窮屈そう、自由に動き回れないのでは?」と心配される方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ケージ飼いのはじめ方や留守番時の注意点まで、猫と飼い主にとって幸せなケージ生活を送るためのポイントを詳しく解説します。
ケージはペットショップでも販売されていますが、取り扱いの種類が少ないため、愛猫に合ったサイズがない場合もあります。
楽天やAmazonなどの方が種類豊富なため、愛猫に合ったサイズのケージを購入しましょう!
共働き|猫のケージ飼いのはじめ方
ケージは猫にとって安全で快適な空間となり、留守番中の事故やいたずらを防ぐことができます。
しかし、いきなりケージに入れてしまうと、猫がストレスを感じてしまう可能性があるため、猫の気持ちを優先させながらケージに慣らしていきましょう。
- 適切なケージを選ぶ
- ケージを置く場所を決める
- ケージを居心地の良い空間にする
- ケージに慣れさせる
- 少しずつケージ滞在時間を延ばす
猫のケージは、猫が自由に動き回れる大きさのものを選びましょう。
目安としては、猫が体全体を伸ばして寝られるくらいの広さが必要です!
また、トイレ、フード・ウォーターボウル、猫用ベッドなどを設置するスペースも考慮しましょう。
はじめは、ケージの扉を開け放っておき、猫が中に入って自由に探検できるようにしましょう。
猫をケージ飼いするメリット
猫をケージ飼いしてもいいのか、不安になっている飼い主さんのために、ケージ飼いのメリットを紹介します。
- 猫の安全を守る
- 猫が安心して過ごす場所を確保できる
猫の安全を守る
共働きで猫を飼う場合、飼い主の不在時間が長くなる可能性があります。
そのため、ケージの中で生活することになれていると、誤飲や誤食による事故を防げます。
また、高齢猫の場合は高いところからの転倒など、怪我のリスクを減らせるでしょう。
好奇心旺盛な猫の場合や元野良猫の場合は、脱走するリスクもあるため、ケージであれば留守中の心配行動も軽減できます。
猫が安心して過ごす場所を確保できる
猫はもともと警戒心が強い動物です。
家の中で生活をしていても、突然の物音や人の出入りに驚いてしまうことがあります。
ケージは、猫にとって安心できる隠れ家のような存在となり、リラックスして過ごせる空間を作れます。
また、ケージを猫専用の寝床として使うこともでき、猫は狭い場所が好きな習性があり、ケージの中であれば伸び伸びと過ごせるでしょう。
さらに、災害時などは、どうしても猫をケージに入れる必要がでてくる可能性があります。
その時に慣れたケージであれば、猫にとってストレスを軽減できます。
猫をケージ飼いするデメリット
メリットがある一方で、もちろんデメリットもあるため紹介していきます。
- ストレスがたまる場合がある
- 運動不足になる
ストレスがたまる場合がある
一方、猫を長時間ケージに閉じ込めると、ストレスがたまる場合があります。
適切な運動量が確保されない場合、肥満や筋力の低下が生じる危険性があり、狭いスペースでの長時間生活はストレスになり、猫の精神的な問題が引き起こされる場合もあるので注意が必要です。
運動不足になる
ケージは猫にとって限られた空間であり、十分な運動ができません。
運動不足は、肥満や糖尿病などの健康問題につながる可能性があるため、快適に過ごせる空間を提供してあげましょう。
適切な商品を選び、ケージ内のレイアウトを工夫をすると猫は快適に過ごせるため、ケージ選びは重要です。
広々としたケージや2段~3段の高さがあるケージがおすすめです!
また、ケージ内に猫用の遊び道具を提供し、適度にケージの外での遊びや自由な時間を設けると、猫がストレスフリーな状態を保てるでしょう。
共働き家庭で猫を留守番させる注意点
猫の留守番は、安全対策をしっかりする必要があります。
- 適切な留守番環境を整える
- 安全対策を万全にする
適切な留守番環境を整える
共働き家庭で猫に留守番させる場合、食事や水は十分に用意することが大切です。
食べ物や水がなくならないように、自動給餌器や自動給水器を利用がおすすめです。
部屋の温度管理も重要で、暑い季節や寒い季節には、猫が快適に過ごせる温度を保つために、エアコンや暖房器具を適切な設定で使用しましょう!
猫が留守番で過ごす場合、適切なスペースやトイレの用意も必要です。
猫はトイレと餌の間に距離を置きたがる性格があるため、配置に注意しましょう。
また、トイレは清潔に保つことが大切なためシステムトイレを利用すれば、トイレ掃除の手間が減ります。
安全対策を万全にする
猫が留守番中に危険を避けるために、部屋の安全対策が欠かせません。
電気コードやガスコードの保護や、植物や紐などの危険物の取り除きが必要で、窓やドアの開閉時には脱走に気を付けましょう。
さらに、万が一の事態に備え、猫に電話番号や名前が記載された首輪を着けておくこともおすすめです。
現在はマイクロチップの挿入が義務化されていますよ!
マイクロチップは、猫が脱走してしまった場合でも、見つけた人が連絡をくれる可能性が高くなるため、挿入しておきましょう。
共働きで猫をケージ飼いする場合のよくある質問
共働き家庭で猫を飼うことは大変?
共働き家庭で猫を飼うことは大変な面もありますが、猫との素晴らしい時間や心の癒しも得られます。
共働き家庭でも猫とのスキンシップは十分に楽しめる?
共働き家庭でも猫とのスキンシップは大切です。
帰宅後に時間を作って猫と触れ合うことで、一日の疲れが癒されます。
ケージ飼いのはじめ方について教え?
猫をケージ飼いする場合、最初の2~3日はケージに慣れさせるようにしましょう。
その後、段階的に部屋で自由に遊ばせるようにします。
適切な時間と範囲を設定することで、猫が快適に過ごせる環境を作りましょう。
共働きで猫をケージで飼う場合は運動しやすい大きさを選ぼう!
共働き家庭で猫を飼うことは、愛猫との素晴らしい時間や心の癒しを得られる一方で、猫の健康や安全の維持にも注意が必要です。
ケージ飼いに関しては、猫の安心や安全面からメリットがありますが、長時間閉じ込めることによるストレスや運動不足を避けるための工夫が大切です。
適切な留守番環境を整え安全対策を徹底しておこない、猫と共に快適な生活を送りましょう。