高齢猫は認知症になる?症状や予防法を犬猫介護インストラクターが紹介!

悩んでいる飼い主

「愛猫が夜中に鳴くのは認知症?」
「猫も認知症になるの?」

近年、猫の平均寿命が伸びるにつれて、高齢の猫が認知症になるケースが増えています。

高齢の猫ちゃんと暮らしていると「最近夜鳴きがひどい」「落ち着きがなくなった」と感じる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

夜鳴きや落ち着きがない場合は、認知症が進行しているケースもあるため、今回ブログ記事では、猫の認知症の症状について詳しく解説し、その予防方法や対処法を提案していきます。

先に結論:認知症の予防はDHAやEPAの摂取がおすすめ!

認知症になってからの治療はなかなか難しいため、まだ症状がでていない場合は予防に力を入れましょう。

毎日の食事に野菜や魚などを取り入れるのは大変なので、サプリを使用すると飼い主にも猫にも負担なく予防ができるため、気になる飼い主さんは今すぐ公式サイトをチェックしましょう!

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目次

猫の認知症の主な症状3つ

猫の認知症は、人間のアルツハイマー病や脳血管障害などのような認知機能障害を引き起こす症状が見られます。

以下では、猫の認知症の主な症状について詳しく紹介します。

  • 無駄鳴きや夜鳴き
  • 粗相
  • 徘徊行動

無駄鳴きや夜鳴き

猫の認知症の一つの典型的な症状が無駄鳴きや夜鳴きです。

夜鳴きなどの原因は、猫が自分の置かれた状況や環境を理解できなくなり不安を起こすためだとされています。

  • 暗闇が怖い
  • 痛みや不快感がある
  • 静かな空間が不安
  • ストレスが溜まっている

ただし、認知症の症状は猫によってもさまざまであるため、一概に「無駄鳴きや夜鳴きがあれば認知症」と決めつけないように注意が必要です。

「甲状腺機能亢進症」や「高血圧症」でも、猫の無駄鳴きや夜鳴きの症状が見られます。

食欲の増減やおしっこの量の変化など、小まめに愛猫の様子を確認しましょう!

粗相

猫が自分の行動を制御できなくなることが原因で、トイレの失敗や徘徊行動が見られるため、環境を工夫しトイレを使いやすくすると粗相の確率が減少します。

具体的には、以下の点に注意しましょう。

  • トイレを猫がよく過ごす場所に置く
  • トイレの入り口を狭くしない
  • トイレのふちが低いものにする
  • トイレを複数個用意する
  • トイレを清潔に保つ

高齢になるとトイレ入り口の段差が登りづらく、トイレを失敗してしまうケースもあるため、段差が低いものや階段・スロープなどを設置してあげるのも良いでしょう。

シニア猫におすすめの階段やスロープが知りたい人はこちら
シニア猫の快適な生活をサポートするスロープや階段を紹介!種類や特徴も紹介

徘徊行動

猫が自分の置かれた状況や環境を理解できなくなり「自分がどこにいるのか」「何をすべきなのかわからない」といった不安や焦りから徘徊行動を起こすと考えられています。

徘徊行動は、猫によってもさまざまで、同じ場所をぐるぐると回るだけでなく、部屋から部屋を行き来したり、壁や家具にぶつかったりしながら歩き回ることもあります。

また、夜間に徘徊行動が目立つことも多いでしょう。

猫が安心できる場所を用意したり適度に遊んであげたりと、生活環境を整えてあげてください!

徘徊行動を完全に止めることは難しい場合もありますが、適切な対策をとると猫が落ち着いて過ごせるようになります。

猫の認知症の診断と治療

現在のところ、猫の認知症を診断するための検査方法や治療法は確立されていませんが、症状の改善に効果がある可能性のある薬やサプリメントが使用されるケースもあります。

診断のポイント

猫の認知症を疑う最も重要なポイントは「今までと異なる行動の出現」です。

具体的な症状としては「無駄鳴きや夜鳴きの増加」「トイレの失敗」「異常な食欲」「性格の変化」などがありますが、これらの症状は他の病気の可能性もあるため、自己判断せずに動物病院に相談することが重要です。

動物病院では検査を行い、他の病気を除外してから「認知症」という結論にたどり着きます。

検査は行動観察」「画像検査」「神経学的検査の3段階でおこなわれます。

スクロールできます
検査方法内容メリットデメリット
行動観察飼い主が
猫の日常の行動を観察する
早期発見につながる認知症以外の病気と
区別が難しい
神経学的検査獣医師が
猫の神経系の機能を検査する
認知症以外の病気を除外できる専門的な知識や技術が必要
画像検査CTやMRIで脳の状態を調べる最も有効な検査全身麻酔が必要

画像検査は、脳の萎縮がないかを判断する最も有効な検査ですが、全身麻酔が必要となるため、高齢猫や持病のある猫にはリスクを伴う場合があるので、獣医師とよく相談しながら検査を受けるか判断しましょう。

治療法

猫の認知症の治療法はまだ詳しくわかっていませんが、症状軽減のために4つの方法で治療がおこなわれます。

  • 薬物療法
  • 食事療法
  • 猫に合わせて生活
  • ストレスの軽減

猫の認知症の治療薬として、ドーパミンを増やす薬が使用されることがありますが、すべての猫に効果があるわけではありません。

また、人間用の薬を猫に与える行為は危険なので、必ず獣医師の指示に従って使用するようにしましょう。

猫の行動がいつもと異なる場合は、はやめに動物病院を受診しましょう。

猫の認知症を予防する方法

猫の認知症の発生や進行を予防するためには、脳に適度な刺激を与えることやストレスのない生活を心がけることが重要です。

また、適度な運動と日光浴でセロトニンを増やすことも効果的です。

抗酸化物質やオメガ3脂肪酸を摂取する

猫の認知症の予防には、抗酸化物質やオメガ3脂肪酸を多く含む食材を摂取することが効果的であると考えられています。

抗酸化物質は、活性酸素を除去する働きがあり、脳の細胞を保護する効果が期待でき、オメガ3脂肪酸は、抗酸化作用や神経伝達物質の生成促進などの働きがあり、脳の機能維持に役立つと考えられています。

抗酸化物質オメガ3脂肪酸
働き活性酸素を除去する抗酸化作用
神経伝達物質の生成促進
認知症への効果脳の細胞を保護する脳の機能維持
食材緑黄色野菜
果物
ナッツ類
魚など

亜麻仁油
チアシードなど

食事管理は、認知症の予防に効果が期待できますが、毎日の食事に野菜や魚などを取り入れるのは大変なので、サプリを使用するのもおすすめです。

ウィズペティのペットサプリは獣医師も推奨している商品で「DHA」や「EPA」を簡単に摂取できるサプリです。

成分働き認知症への効果
DHA脳の神経細胞の膜を構成する神経伝達の促進
脳の機能維持
EPA抗炎症作用
抗酸化作用
脳の炎症や酸化の抑制
亜麻仁油オメガ3脂肪酸の一種DHAやEPAと同様の働き
フェルラ酸抗酸化作用
抗炎症作用
脳の炎症や酸化の抑制
イチョウ葉エキス抗酸化作用
抗炎症作用
脳の炎症や酸化の抑制
ビタミンE抗酸化作用脳の細胞の保護
ビタミンB12神経伝達の促進認知機能の維持

7種類の成分が配合されており、添加物も不使用で、「錠剤カツオ味」「粉末ミルク味」から選べるため、錠剤が苦手なな猫ちゃんでも飲みやすいでしょう。

高齢の猫ちゃんや認知症予防のサプリを探している飼い主さんは、いちどサプリを試してみてはいかかでしょうか。

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脳に刺激を与える

猫の脳に刺激を与えると、認知症の発症や進行を遅らせることができます。

例えば、猫と一緒に遊んだり、新しいおもちゃをプレゼントしたりすると、脳の活性化が促されます。

また、猫に環境の変化を経験させることも、脳の刺激につながりますが、ストレスを与えるほどの大きな変化は避けましょう。

MAIKA

我が家の猫ちゃんは14歳とシニア期にはいっており、夜鳴きが酷いときもありますが、寝る前にしっかり遊んであげると夜はぐっすり眠ってくれます!

ストレスのない生活を送る

ストレスは、猫の認知症を引き起こす原因の一つです。

ストレスのない生活を送ると認知症の予防につながるため、猫が安心できる環境を整え、安定した生活リズムを作りましょう。

また、猫とのコミュニケーションを大切にし、愛情をもって接するとストレスを軽減できます。

猫が求める愛情と適度な距離感を保ちながら、ストレスのない生活を送りましょう。

猫の認知症に関するよくある質問

認知症はどのくらいの割合に見られる?

猫の認知症の割合は高齢化に伴い増加しており、10歳以上の猫の約30%が認知症に悩まされていると言われています。

普段とは違う行動をとる回数が増えれば、はやめに動物病院を受診しましょう。

高齢になると動物病院を受診する回数も増えるため、ペット保険へ加入しておくと治療費の心配も軽減できます。

猫の認知症は自宅で治療できる?

猫の認知症の治療法はまだ詳しくわかっていませんが、症状を軽減させるため薬やサプリメントを利用が推奨されています。

ただし、自宅での診察や治療は病気の特定や適切な処置に制約がありますので、獣医師に相談し診療を受けることが重要です。

徘徊やトイレの粗相が増えた場合は、猫が安心して過ごせる環境作りに努めましょう。

猫の認知症は予防できる?

猫の認知症の発生や進行を予防するためには、脳に適度な刺激を与えることやストレスのない生活を心がけることが効果的です。

また、定期的な獣医師の診察や、食事にDHAやオメガ脂肪酸を取り入れるなどの工夫をおこないましょう。

猫の認知症の早期発見にはどのようなポイントに注目すればいい?

猫の認知症を疑う最も重要なポイントは「今までと異なる行動の出現」です。

無駄鳴きや夜鳴きの増加、トイレの失敗、異常な食欲、性格の変化などが具体的な症状です。

ただし、行動の変化は他の病気の可能性もあるため、自己判断せずに動物病院に相談することが重要です。

猫の認知症は予防が大切で異変がある場合は早めに動物病院を受診しよう

猫の認知症は、高齢化が進む現代において、増加傾向にある病気です。

しかし、適切な対処法や予防策を通じて、猫の認知症の症状を軽減させることが可能です。

認知症を予防するにはサプリメントが適しており、抗酸化物質やオメガ3脂肪酸を簡単に摂取できます。

この機会に、サプリを検討してみて愛猫の認知症予防をはじめてみませんか?

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